2004年 11月 18日
青い帽子の女
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パブロ・ピカソの「青い帽子の女」を初めてみたとき、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。中学校の修学旅行で、「箱根・彫刻の森美術館」にいったときに見た。その絵は一枚のパステル画だったのだけど、なんというか、幸福で満ちている優しい絵で、私は足が動かなくなった。初めて、息子が生まれたとき、40歳のピカソがお嫁さんのオルガを描いた絵。ほんとうに、そのあと何時間か頭がくらくらしてぼんやりしていた。絵ってすごいなあ、何年も前に描いたのに、時間も国も飛び越えて見る人に影響を与えるんだ、ということをしった15の春。
外では男子が「早く富士急ハイランドに移動してぇなぁ!」とつまんなそうにしていて、ほとんどピカソ館やムーアの彫刻をみていないので、滞在時間は30分になってしまい残念だった。
それまでピカソと言えば、目玉がとびでているような絵しか知らなかったけど、この絵を見たときはほんとに価値観とか人生観まで変わった気がした。私はそれから、絵の勉強もいっぱいしたし、たくさん絵をかくきっかけになった。
ピカソの6歳のデッサンを見たとき、「ああ!あたしはなにしてんだか!」と鉛筆を削り、12歳の油画を見たとき、「早く!早く私も油絵が描きたい!!」と油画セットを購入し、アグレッシブな生活(モテモテピカソの数人に渡る結婚生活や、様々な芸術活動)を伝記でよんだとき、「ピカソかっこいい!私も嫁にしてほしい!」とほんきでばかなことを、でも切実に、思っていた。
いつかまたこの美術館にいきたい。
※この絵は、著作権法で捕まっては悲しいので、「青い帽子の女」を模写しました。(適当に描いたのでピカソに怒られそう)
外では男子が「早く富士急ハイランドに移動してぇなぁ!」とつまんなそうにしていて、ほとんどピカソ館やムーアの彫刻をみていないので、滞在時間は30分になってしまい残念だった。
それまでピカソと言えば、目玉がとびでているような絵しか知らなかったけど、この絵を見たときはほんとに価値観とか人生観まで変わった気がした。私はそれから、絵の勉強もいっぱいしたし、たくさん絵をかくきっかけになった。
ピカソの6歳のデッサンを見たとき、「ああ!あたしはなにしてんだか!」と鉛筆を削り、12歳の油画を見たとき、「早く!早く私も油絵が描きたい!!」と油画セットを購入し、アグレッシブな生活(モテモテピカソの数人に渡る結婚生活や、様々な芸術活動)を伝記でよんだとき、「ピカソかっこいい!私も嫁にしてほしい!」とほんきでばかなことを、でも切実に、思っていた。
いつかまたこの美術館にいきたい。
※この絵は、著作権法で捕まっては悲しいので、「青い帽子の女」を模写しました。(適当に描いたのでピカソに怒られそう)
by amerima
| 2004-11-18 02:12
| 芸術日記