2005年 04月 18日
[TAKEO PAPER SHOW 2005] 批評(前編)
|
金曜日、念願の [TAKEO PAPER SHOW 2005] を見に行って来ました。
青山で打ち合わせのあと、ボスとふたりでギャラリースパイラルに。
途中仕事が入りゆっくり見れなかったため、翌日にも友人と足を運んだほど、刺激的な展示でした。今回はこのペーパーショウの批評(前編)です。
■テーマ1は[COLOR IN LIVE]
日本を代表する10組のクリエイターチームが生活品と共に、10色の色を表現。
一番良かったのは、デンツウデザインタンク[黄色]。
チョウチョを256種類の黄色の型で切り抜いて、天井から吊るしていて美しかったです。
画像は、その切り抜きの紙をもらったものです。
次によかったのはアトリエ・ワン[オレンジ]。
紙でつくる地震用避難テントの模型。失望の世の中をオレンジ色が少し明るい気持ちにする。
資生堂宣伝部[赤]が深い紅の包装紙を。個人的に資生堂デザインがすきなので、ビジュアル的には奇麗だったけど、少し物足りなさを感じました。展示の場所が端っこだったからかもしれない。
GKインダストリアルデザイン[茶]が目で見る建築を。模型と光の視覚表現の細密さが丁寧で、うまく融合されていた。
D-BROSS[紫]がグラフィック的なプロダクトを。ワインの紙にプリントしたチョウがかわいく、D-BROSS製品を実際に見れたのはよかった。
HAKUHODO DESIGN[銀]が銀製品に銀のミツバチを大量に。密集する蜂の悪寒を銀の無機質なもので表現しているので、時間の制止を感じた。
その他、サントリーデザイン部[青]、ソニークリエイティブ[黒]、サザビー宣伝部[ピンク]、ミナ ベルホネン[緑]。この4つはあまり覚えていません。既製品を意図的に並べて展示していたものでしたが、日常にあふれている貴重品のみで構成されていたからだと思います。
このスパイラル1階の展示に関しては、そこまで衝撃はなかったのですが、同じテーマでもクリエイターによって表現の違いがあることを見比べれたのが楽しかったです。
次回は衝撃の、ペーパーショウの批評(後編)につづく。。
by amerima
| 2005-04-18 03:21
| 芸術日記